クルマの形をした粘土コネコネモデルを突如披露してトヨタすごい!をしていたが、悲しいことに無かったことになってしまう…
発端はトヨタのバッテリーEV戦略
バッテリーEV戦略に関する説明会
2030年にグローバル販売を下記のようにする予定でした
- BEV 350万台 うちレクサス BEV100万台
ネットではトヨタ関係者でもないのにイキった反応がたくさん見られました
「トヨタの本気を見た」
「トヨタが本気を出したら勝てるメーカーはないよ」
「トヨタがEV30車種引っさげて欧州メーカーを殴り殺しに行く模様」
「トヨタはEVやらないなんて一言も言ってないからな EV化でトヨタオワコンとか言ってたヤツ居ったな」
「欧州メーカーにEVなら勝てると思ってたか?」
バッテリーEV戦略は無かったことに…
ネットで威勢のいい人たちも発言を忘れた10カ月後にはこの計画が無かったことになりました
理由は単純で、トヨタがテスラにコストが勝てないためです
クルマ屋なのにも今まで何をやってきたのか疑問しかありません
おそらく、開発プロジェクトはとん挫しているのでしょう
諸行無常です
トヨタ、EV戦略見直し検討 クラウンなど開発一時停止=関係者
2022年10月24日午後 7:02 GMT+9EV専業のテスラなどに比べて効率が悪いと、同関係者らは言う。市場が急速に立ち上がり、車両の価格が徐々に下がる中、製造コスト面で太刀打ちできなくなるとの危機感
収益のめどが全く立たない
2024年3月時点の発売モデル一覧
約2年ほど経ち、16台中13台が未発売となっており、広げた風呂敷をどうするつもりなんでしょうか
新車開発はボロボロです
- bZ4X:発売(量産)
- bZ Small Crossover:(未発表)
-
bZ Compact SUV:(未発表)
-
bZ SDN :(未発表)
-
bZ Large SUV:(未発表)
- Lexus Electrified Sport:(未発表)
- Lexus RZ:発売(量産)
- Lexus Electrified Sedan:(未発表)
- Lexus Electrified SUV:(未発表)
- Mid Box:(未発表)
- Micro Box:(未発表)
- SPORTS EV:(未発表)
- Crossover EV:(未発表)
- Compact Cruiser EV:(未発表)
- Pickup EV:ハイラックスRevo BEVコンセプトを発表、量産については発表なし
- Small SUEV:(未発表)
まとめ
収益性でテスラに勝てないのでサイレントで辞めますっていうのがかっこ悪すぎて恥ずかしすぎます
そもそも「bZ4X」と「RZ」は同じプラットフォームのe-TNGAを使用したモデルなので2車種分とカウントしてもいいのか疑問です
おそらくもう数台は発売されると個人的には考えますが、恥ずかしげもなく粘土コネコネしたものを発表した事実は変わりません
最近ですとギガプレスもテスラの後追いでJMSで発表していたり、今までヒト・モノ・カネを何に使ってたのという疑問です
本気でクルマを作るやる気があるのでしょうか?