リコールの内容
強めにブレーキを踏んで停止した際に、エンジンとモーターを繋ぐクラッチが解放したままとなり、アクセルを踏んでも発進できなくなる恐れがあります
理由はトランスミッションECUの減速中のクラッチ制御のプログラムが不適切であるためです
対策は全車両のECUを対策プログラムに書き換えます
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起きる危険性
発進できないことによって後続車両からの追突事故の可能性や、上り坂の場合には逆行による事故の恐れがあります
市場からの不具合件数が9件あり、多数の不具合がメーカーに報告されないとリコールの対応ができないことが浮き彫りとなっており、メーカーが重大性を認識していないと考えられます
一部ネットではリコールは熟成と表現されていますが、今回の件は開発時に網羅的に試験評価されているべき内容であり、実施していれば車両の開発段階で対策ができる不具合です
メーカーの低レベルであるとしか言いようがありません
こんな杜撰なメーカーの命を預かる製品が販売されており、それを購入するユーザーがいることに驚きです
対象モデルをチェック!
車名 | 型式 | 通称名 | 車台番号の範囲 | 製作期間 | 対象車の台数 |
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マツダ | 3CA-KH3R3P | CX-60 | KH3R3P-100013~KH3R3P-113603 | 2022年7月5日~2024年6月29日 | 9,422台 |
合計 | (計1型式) | (計1車種) | 2022年7月5日~2024年6月29日 | 9,422台 |
所有する車がリコールに該当しているかチェックする方法は?
車検証の車台番号の欄をチェックし、マツダの場合はここからリコールに該当するかチェックする必要があります
リコールが通知された場合には、改善措置を速やかに受ける必要があります
不具合が発生し、保安基準を満たしていない状態で使用すると、ユーザーに責任を問われることがあります