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マツダ CX-60にまたしてもリコール!!「トランスミッション制御に不備」

MAZDA「CX-60」

リコールの内容

強めにブレーキを踏んで停止した際に、エンジンとモーターを繋ぐクラッチが解放したままとなり、アクセルを踏んでも発進できなくなる恐れがあります

理由はトランスミッションECUの減速中のクラッチ制御のプログラムが不適切であるためです

対策は全車両のECUを対策プログラムに書き換えます

 

 

起きる危険性

発進できないことによって後続車両からの追突事故の可能性や、上り坂の場合には逆行による事故の恐れがあります

市場からの不具合件数が9件あり、多数の不具合がメーカーに報告されないとリコールの対応ができないことが浮き彫りとなっており、メーカーが重大性を認識していないと考えられます

一部ネットではリコールは熟成と表現されていますが、今回の件は開発時に網羅的に試験評価されているべき内容であり、実施していれば車両の開発段階で対策ができる不具合です

メーカーの低レベルであるとしか言いようがありません

こんな杜撰なメーカーの命を預かる製品が販売されており、それを購入するユーザーがいることに驚きです

対象モデルをチェック!

車名 型式 通称名 車台番号の範囲 製作期間 対象車の台数
マツダ 3CA-KH3R3P CX-60 KH3R3P-100013~KH3R3P-113603 2022年7月5日~2024年6月29日 9,422台
合計 (計1型式) (計1車種) 2022年7月5日~2024年6月29日 9,422台

 

所有する車がリコールに該当しているかチェックする方法は?

車検証の車台番号の欄をチェックし、マツダの場合はここからリコールに該当するかチェックする必要があります

 

車台番号の記載場所(小型・普通・大型・二輪)
車台番号の記載場所(小型・普通・大型・二輪)
法律によってユーザーには、自分のクルマが保安基準を常に満たすように維持する義務があります

リコールが通知された場合には、改善措置を速やかに受ける必要があります

不具合が発生し、保安基準を満たしていない状態で使用すると、ユーザーに責任を問われることがあります

 

 

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