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【法令違反】トヨタ系ディーラー4社で封印取付業務の法令違反で委託解除【旭川トヨタ・トヨタカローラ愛知・トヨタモビリティ中京・福井トヨペット】

メーカーがルール通りの開発を行っていないように、ディーラーもルールに則った業務をする能力が無いことがバレてしまいました…

トヨタ「プリウス」

国土交通省による封印取り付け業務の調査結果

調査結果の内容

8/9(金)に国土交通省から封印取り付けについて約2,500者の調査を行った結果が発表されました

結果として、151者で法令違反が行われていることが判明しました

法令違反の内容は下記の4つです

  1. 使用済み封印の再利用(一度取付けられていた封印を再度車両に取付ける行為)
  2. 届出をしていない事業場での封印取付け行為
  3. あらかじめ選任されていない者による封印取付け行為
  4. 新規登録をした自動車への封印取付けの未実施

 

法令違反となる事業者への対応

まとめ

メーカーやディーラーなどクルマに関係する業務は、人命や法律など絶対守らないとならないところを軽視をしてしまうのか理解できません

国が行う業務を受託した責任が重い仕事であると販売店が理解していないことが一番の問題です

 

今回の法令違反ではトヨタ系ディーラーが多く、委託停止は4社中の4社すべて、委託停止は24社のうち20社となります

委託解除または停止となった28社のうち、27社がトヨタまたはダイハツのディーラーです

そして、トヨタがある愛知県下のディーラーは1/4を占める7社が該当しています

トヨタを除いた日本車ディーラーと輸入者ディーラーは原則を理解をしており、法規に則った業務運用を行おうとしているにも関わらず、トヨタ・ダイハツディーラーで違反が起きています

ここまでくるとトヨタとトヨタディーラーに何らかの問題を抱えていると疑うほかないほどの異常な事態です

 

各社のプレスリリースは、通り一遍のお詫びと、幼稚園児の言い訳のような文言が並んでおり、「社内監査では違反を見つけることができませんでした」という言い訳すらなっていません

これは裏を返せば、法規と実務を分かっている人が社内監査に関わっておらず、社内監査のような儀式を勝手に行っているだけで何も意味をなしていないことが分かります

なぜなぜ分析を行って、犯人捜しを行いながら真因にたどりつく努力をすべきでしょう

自分たちの楽のために、規則や原則を破ったことをしているディーラーは他にも不正を抱えているかもしれません

クルマはユーザーの命を預けるものためコンプラ意識が無いディーラーは潰れるべきです

 

 

トヨタに関する記事はこちら

*1:解除後2年間は委託不可

*2:

令和6年8月9日

お客様各位

熊本ダイハツ販売株式会社
代表取締役社長 畑島 幸博

封印受託業務における不適切な行為に関するお詫び

このたび熊本ダイハツ販売株式会社(以下、熊本ダイハツ)において、修理後の封印取付業務に関し取外した封印を再度取り付けたという不適切な行為が判明いたしました。

本日、九州運輸局熊本運輸支局より道路運送車両法第28条の3第2項で準用する同法第26条第1項第1号に違反したとして、弊社に対して封印取付けの委託業務を令和6年8月9日より6ヶ月間(令和7年2月8日まで)の停止すると通知されましたのでご報告を申し上げます。

お客様をはじめ関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をお掛けいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

弊社は国の封印受託業務を代行する立場で大きな責任を有している事業者として、このような事態を引き起こしたことを、深く反省するとともに、信頼回復と法令順守の徹底に向けて取り組んで参ります。

なお、委託業務停止期間中の封印業務につきましては、行政書士に委託いたします。

【本件に関するお問合せ先】
(お客様相談窓口)0120-74-0182
受付時間:9:30~12:00、13:00~17:30(当社営業時間)