リコールの内容
アルミホールの加工が不適切なため、締付面の寸法が不足しており、ハブナットが底突
きし正しいトルクをかけて締結されていない可能性があります
そのためホイールが脱落する恐れがあります
起きる危険性
本来であればホイールはボルトとナットでブレーキディスクに固定されます
ホイールが底突きすることでしっかりと固定されず、タイヤが締結力が不足しタイヤの脱落が起こる可能性があります
走行中の脱落が起これば、高速道路ではハンドルのコントロールを失って大事故の恐れや、一般道でも脱落すれば人や物への被害が考えられます
重さ20~30kgの重量物が人へぶつかった場合に生死の問題にもなります
トヨタであればハブナットは底突きさせて締結するものだと考えていてもおかしくはありません
そもそも、ホイールの加工時に図面をもとに現物を測定確認したら絶対に見逃しません
部品の品質管理をしてユーザーの安全軽視でクルマ作りをしている表れだと思います
対象モデルをチェック!
約1,200台のリコールとなってます
車名 | 型式 | 通称名 | 車台番号の範囲 | 製作期間 | 対象車の台数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
トヨタ | 6BA-MXAA54 | RAV4 | MXAA54-4044095~MXAA54-4045489 | 2024年1月8日~2024年3月29日 | 692 | Adventure オフロードパッケージⅡ |
6AA-AXAH54 | RAV4 | AXAH54-4055411~AXAH54-4056786 | 2024年1月8日~2024年3月28日 | 500 | ||
合計 | (計2型式) | (計1車種) | 2024年1月8日~2024年3月29日 | 1,192 |
所有する車がリコールに該当しているかチェックする方法は?
車検証の車台番号の欄をチェックし、トヨタの場合は ここからリコールに該当するかチェックする必要があります
法律によってユーザーには、自分のクルマが保安基準を常に満たすように維持する義務があります
リコールが通知された場合には、改善措置を速やかに受ける必要があります
不具合が発生し、保安基準を満たしていない状態で使用すると、ユーザーに責任を問われることがあります