日本のクルマやバイクメーカー合計5社は不正のオンパレードということが分かってしまう…
監督官庁やユーザーに嘘をつかない、ルール通りに試験をすることはごくごく当たり前のことです
メーカーの発表では不適切とユーザーを舐めたリリースをしていますが、あえて不正と書き換えて記載してます
工数がかかることを嫌ってまともな開発ができないメーカーは消えるべきです
トヨタの不正内容
生産中の3車種(カローラ フィールダー/アクシオ、ヤリス クロス)における歩行者・乗員保護試験でのデータ不備と、生産終了した4車種(クラウン、アイシス、シエンタ、RX)における衝突試験等の試験方法の誤り
ホンダの不正内容
①騒音試験における不正
22車種(INSPIRE・FIT・CR-Z・ACTY・VAMOS/VAMOS Hobio・STEP WGN/STEP WGN SPADA・LEGEND・ACCORD/ACCORD TOURER/ACCORD HYBRID・FIT SHUTTLE・INSIGHT EXCLUSIVE・CR-V・FREED/FREED+/FREED SPIKE・N-BOX/N-BOX CUSTOM・N-ONE・ODYSSEY・N-WGN/N-WGN CUSTOM・VEZEL・GRACE・S660・SHUTTLE・NSX・JADE)
②ガソリンエンジン出力試験、電動機最高出力及び定格出力試験における不正
8車種(FIT・SHUTTLE・FREED/FREED+・VEZEL・JADE・GRACE・ODYSSEY・NSX)
③ガソリンエンジン出力試験における不正
4車種(FIT・SHUTTLE・ODYSSEY・JADE)
マツダの不正内容
①衝突試験における試験車両の不正加工
3車種(アテンザ・アクセラ・アテンザ/MAZDA6)
②出力試験におけるエンジン制御ソフトの書換え
2車種(ロードスターRF・MAZDA2 1.5Lガソリンエンジン)
スズキの不正内容
フェード試験の停止距離の不正
1車種(アルト 貨物仕様)
ヤマハの不正内容
①騒音試験の事前準備の不正
1車種(YZF-R1)
②警音器の音圧試験
2車種(YZF-R3・TMAX)
まとめ
メーカーのゴミみたいな言い訳を見ると、やる気のなさにびっくりします
そもそも開発段階で検証するのがセオリーです
不正のあとから後追いで再確認して大丈夫でしたっていうのは話になりませんし
仮にダメだった場合に誰が責任を取るのか疑問です
ユーザーが大けがや命を落とすような事故が起きた場合に誰も責任はとれません
そう考えるとメーカーの言っていることは無責任な開発をしているという印象しか残りません
社内での徹底的な検証において法規に定められている性能に問題無いことを確認しております。従いまして対象車両にお乗りのお客様はただちに使用をお控えいただく必要はありません。(トヨタ)
社内で技術検証や実車試験などを行い、規定された法規基準を満たしていることが確認できているため、法規に関わる完成車性能への影響はないと考えております。このため、当事案の対象車種を現在お使いいただいているお客様につきましては、ご使用を継続いただくにあたり、当事案に関してご対応をいただく必要はございません。(ホンダ)
既に生産を終了しておりますが、社内にて技術検証および再試験を行い、前面衝突時の乗員保護性能について法規で定められた基準を満たす性能を有していることを確認しております。お客さまにおかれましては、該当する車両に引き続きお乗りいただいて安全性の問題はございません。(マツダ)
このたびの不適切事案の報告に伴い、現在出荷を停止している対象の車両および過去に出荷済みの車両に関しては、再試験の上、実際の使用に支障は生じないことを確認済みです。(ヤマハ)
メーカーとしてコンプライアンス・法令順守するのは当たり前です
設計開発部署と法認証部門が異なるのはごく当たり前の体制です
それを行わずに不正をすることでゴミを作るメーカーってなんなんでしょう
命を運ぶクルマやバイクを作る気が無いなら辞めるべきです