このリコールは、600件を超える市場不具合が出ていながら、リコールまで約8年近くもの時間がかかっておりダイハツの品質管理体制などに問題があるとしか思えません
リコールの内容
フロントサスペンションのコイルスプリングの塗装が剝がれやすくなっているため腐食が進行し、折損する恐れがあります
理由はコイルスプリングの塗料の密着性が不足しており、砂や小石を嚙みこんだ場合に塗装がはがれやすくなっているためです
対策は、フロントコイルスプリングを対策品に交換します
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起きる危険性
折損することで、タイヤと接触することによってパンクし走行不能の可能性があります
このリコールが見つかった理由は市場からの情報とあり、不具合件数は608件を超えています
リコールの対象車種は2016年~2018年に製造されたクルマとなり、コイルスプリングの著しい腐食や折損の不具合があればすぐに確認してリコールができたはずです
600件を超える市場不具合が出ていながら、リコールまで約8年近くもの時間がかかっていることが問題です
人の命を乗せて安全に走るクルマを提供しなければならないメーカー失格です
対象モデルをチェック!
車名 | 型式 | 通称名 | 車台番号の範囲 | 製作期間 | リコール対象車の台数 |
---|---|---|---|---|---|
ダイハツ | DBA-LA800S | ムーヴキャンバス | LA800S-0000067~LA800S-0140266 | 2016年8月31日~2018年10月19日 | 140,181 |
5BA-LA800S | ムーヴキャンバス | LA810S-0000063~LA810S-0027682 | 2016年8月31日~2018年10月18日 | 27,613 | |
ダイハツ | EBD-S321V | ハイゼット | S321V-03081461~S321V-03247823 | 2016年11月7日~2017年3月15日 | 12,309 |
HBD-S321V | ハイゼット | S321V-0163622~S321V-0171023 | 2016年11月7日~2017年3月9日 | 7,326 | |
ダイハツ | EBD-S331W | ハイゼットデッキバン | S331W-0008613~S331W-0009103 | 2016年11月7日~2017年3月9日 | 308 |
HBD-S331W | ハイゼットデッキバン | S331W-0009093~S331W-0009133 | 2016年11月7日~2017年3月9日 | 490 | |
スバル | EBD-S321B | サンバー | S321B-0014142~S321B-0015032 | 2016年11月7日~2017年3月15日 | 891 |
HBD-S321B | サンバー | S321B-0014022~S321B-0014981 | 2016年11月7日~2017年3月15日 | 879 | |
スバル | EBD-S331Q | サンバーオープンデッキバン | S331Q-0000309~S331Q-0000318 | 2016年12月15日~2017年3月8日 | 8 |
EBD-S331Q | サンバーオープンデッキバン | S321Q-0000193~S321Q-0000200 | 2016年11月17日~2017年3月13日 | 10 | |
トヨタ | EBD-S321M | ピクシスバン | S321M-0017251~S321M-0018320 | 2016年11月7日~2017年3月10日 | 1,006 |
HBD-S321M | ピクシスバン | S321M-0014022~S321M-0015158 | 2016年11月7日~2017年3月16日 | 727 | |
合計 | (計20型式) | (計6車種) | 2016年8月31日~2018年10月19日 | 191,748台 |
交換補修用の部品にもリコール!期間に心当たりがある人はチェックを!
対象の製品名 | 部品番号 | 対象部品の出荷期間 | 対象個数 | 備考 |
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FR コイルスプリング | 48131-B2E10 | 2016年9月1日~2020年3月16日 | 22 | ムーヴキャンバス用 |
48131-B2E20 | 2016年9月1日~2021年1月16日 | 15 | ムーヴキャンバス用 |
所有する車がリコールに該当しているかチェックする方法は?
車検証の車台番号の欄をチェックし、ダイハツの場合はここから、トヨタの場合はここから、スバルの場合はここからリコールに該当するかチェックする必要があります

法律によってユーザーには、自分のクルマが保安基準を常に満たすように維持する義務があります
リコールが通知された場合には、改善措置を速やかに受ける必要があります
不具合が発生し、保安基準を満たしていない状態で使用すると、ユーザーに責任を問われることがあります