リコールの内容
後輪前方に装着している外装部品が、法規である外部突起の基準(協定規則第26号)を満たしません
理由は開発時の形状検証の不足のためです
起きる危険性
この法規(協定規則第26号)が制定が制定された目的は、自動車が人が接触した場合に人が負傷を軽減させる目的に、尖った外装がクルマに装備することを規制してます
この法規は国際基準(UN Regulation No.26)であり、日本車のみならず世界的な規制です
そのため、法規不適合の場合は、このクルマに轢かれた場合に人への被害がさらに大きくなる可能性があります
設計時に見逃すことが異常ですしなぜ発生したのか理解できません
型式認証時にかならず確認するはずの項目なのにやっている感で設計・評価・認証作業をするとこのように不適合のままユーザーまで流出します
自社製品の安全を担保しなければならないOEMとしての自覚が無い現れです
こんなゴミを作るメーカーのクルマは今すぐに潰れるべきでしょう
対象モデルをチェック!
対象車種は4万5千台です
車名 | 型式 | 通称名 | 車台番号の範囲 | 製作期間 | 対象車の台数 | 備考 |
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ダイハツ | 5BA-LA650S | タント | LA650S-0223347~LA650S-0400571 | 2022年9月27日~2024年4月5日 | 35,853 | タント ファンクロス |
5BA-LA660S | タント | LA660S-0066196~LA660S-0104412 | 2022年9月27日~2024年4月5日 | 8,974 | タント ファンクロス | |
合計 | (計2型式) | (計1車種) | 2022年9月27日~2024年4月5日 | 2022年9月27日~2024年4月5日 | 44,827 |
定型文のように「対象車の含まれる車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれます」と書いてますが、設計時の不具合なので生産した車両すべてが対象となるはずです
定型文で済ましリコールを矮小化しようとする姑息なメーカーの姿勢に激しく疑問です
所有する車がリコールに該当しているかチェックする方法は?
車検証の車台番号の欄をチェックし、ダイハツの場合はここからリコールに該当するかチェックする必要があります
法律によってユーザーには、自分のクルマが保安基準を常に満たすように維持する義務があります
リコールが通知された場合には、改善措置を速やかに受ける必要があります
不具合が発生し、保安基準を満たしていない状態で使用すると、ユーザーに責任を問われることがあります