トヨタグループの下請けいじめ、搾取の方法をご紹介
トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(TCD)の概要
MODELLISTA(モデリスタ)やTRD、GR PARTSなどのカスタマイズ用品を販売
トヨタの特装車であるハイメディック(救急車)や道路パトロールカーの開発生産
GT500などのモータースポーツなどの参加をしているトヨタ傘下の企業です
下請法違反による勧告内容
①返品の禁止への違反
下請業者から製品を受領した後、品質検査を行っておらず、業者の過失がないにもかかわらず当該製品に瑕疵があることを理由に製品を引き取らせていました
期間:2022年7月から2024年3月
事業者:65社
合計:総額5427万3356円*1
問題点:
自分たちの都合で必要が無くなった製品を代金を支払わないで済ませるために、難癖をつけて業者に製品を引き取らせることです
典型的な下請けいじめであり、65社のいろんな下請けに対して行っており、頻繁に下請け業者をいじめぬいていたことが分かります
もちろん許されることではありません
②金型の無償保管
自社が所有する664個の金型を下請け業者に無償保管させていました
期間:2022年7月1日以降
事業者:49社
金型数:664個
問題点:
金型は発注者(TCD)の資産であり、部品生産の予定が無いのに下請け業者に保管させていました
保管するのもタダではなく、スペースの問題や、すぐに使用できるようにメンテナンスが必要だったりと業者には管理の手間が発生します
TCDは下請け業者が断れないことをいいことになんと49社に無償で保管をさせていました
こうやって負担を下請けに押し付けて、自分たちは利益を確保する姑息なやり方です
TCDの売り上げは昨年で1,035億円、営業利益は171億円、純利益は140億円と非常に業績が良いようです
この好業績は、下請けを搾取して生み出しているのであるとするならばいなくなるほうが健全でしょう
コンプライアンスが機能していないトヨタグループが自分たちが社会の一員であることを自覚せず、自分たちが儲かればいいという自分勝手で乱暴な行為であり決して許されることではありません
ましては下請け業者がいないと会社が回らないのにも関わらず、下請けいじめをするような
このような社会に仇をなす企業は懲罰的な罰金や業務停止などの厳罰に処するべきです
もっというと害悪なので潰れるべきでしょう
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*1:作業工賃(返品する製品の取付け又は取外し費用)も含む