100件以上の不具合が出てからようやくリコールとなり製品の安全性に疑問しかありません
これらは開発時に確認しておく当たり前のことで初歩的すぎるミスです
トヨタの開発管理に問題があると考えられます

リコールの内容
リコール①
オルタネーターのプーリー内部のクラッチが摩耗して破損し、異音や充電警告灯が点灯し、走行中にエンストする恐れがあります
理由は、クラッチ付きプーリーがエンジン振動による耐久性の検討が不十分なため、長時間のアイドルや特定のエンジン回転数での走行を繰り返すことでクラッチの摩耗が発生します
対策はオルタネータープーリーの交換です
不具合の件数は124件、リコール対象の台数は415,486台です
リコール②
ボンネットモールティングが変形して脱落して、交通の妨げとなる恐れがあります
理由は、温度変化によって取付部に応力が繰り返しかかることで亀裂やゆるみが生じるため、脱落の原因となります
対策はボンネットモールティングに補強板を追加します
不具合の件数は11件、リコール対象の台数は89,871台です


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起きる危険性
リコール①の場合は走行中の急なエンストによって事故に巻き込まれる可能性があります
特に高速道路を走行している際にこのような事象が起きると後ろから追突される可能性があるため走行中のエンストは本当に危険です
リコール②は走行中に脱落することで、歩行者や他車を傷つけたりすることがある大変危険な事象です
初歩的な設計不具合に起因しており、クルマメーカーとしてレベルが低すぎるので潰れるべきでしょう
どちらのリコールも、正しい手順で設計および評価を行っていれば開発段階で潰せた不具合だと考えます
車両開発で、振動や温度に対する評価は必ず実施しており、合格してから量産移行します
本案件は安全安心を軽視した結果の品質問題であり、挙句の果てに40万台以上にリコールを出している始末です
不具合件数は多々上がっており、すぐに原因を突き止めてリコールをしないのか理解に苦しみます
クルマメーカーとしてクルマ作りにプライドが全く感じられません
何度も言うようですがレベルが低すぎてクルマ作るの辞めたら?と思うほど低レベルです
恐ろしくて乗れません
対象モデルをチェック!
| 車名 | 型式 | 通称名 | リコール対象車の車台番号の範囲 | 製作期間 | リコール対象車の台数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| トヨタ | DBA-AGH30W | アルファード | AGH30-0068307~AGH30-0448309 | 2016年4月27日~2022年12月22日 | 46,760 | ①,② |
| 3BA-AGH30W | アルファード | AGH30-9000523~AGH30-9043459 | 2020年4月10日~2021年10月28日 | 16,782 | ||
| DBA-AGH35W | アルファード | AGH35-0012319~AGH35-0057271 | 2016年6月30日~2022年12月20日 | 7,295 | ||
| DBA-AGH30W | アルファード・ヴェルファイア | AGH30-0001001~AGH30-0448315 | 2014年12月6日~2022年12月26日 | 281,361 | ①のみ | |
| 3BA-AGH30W | アルファード・ヴェルファイア | AGH30-9000000~AGH30-9043458 | 2020年3月25日~2021年11月1日 | 18,494 | ||
| DBA-AGH35W | アルファード・ヴェルファイア | AGH35-0001001~AGH35-0057267 | 2014年12月6日~2022年12月20日 | 44,794 | ||
| 3BA-AGH30W | アルファード | AGH30-0448322~AGH30-0464720 | 2022年12月19日~2023年4月24日 | 2,228 | ②のみ | |
| 3BA-AGH35W | アルファード | AGH35-0057272~AGH35-0058196 | 2022年12月20日~2023年4月21日 | 241 | ||
| DBA-GGH30W | アルファード | GGH30-0013436~GGH30-0039906 | 2016年6月30日~2020年11月23日 | 1,203 | ||
| DBA-GGH35W | アルファード | GGH35-0004417~GGH35-0012262 | 2016年7月1日~2020年11月23日 | 551 | ||
| 6AA-AYH30W | アルファード | AYH30-0106179~AYH30-0157577 | 2020年4月30日~2023年4月24日 | 14,811 | ||
| 合計 | 計9型式 | 計2車種 | ー | 2014年12月6日~2023年4月24日 | 434,520台 | ー |
交換補修用の部品にもリコール!期間に心当たりがある人はチェックを!
交換修理用部品として出荷し、組付けられた可能性がある車両が特定できないもの
| 対象製品 | 部品番号 | 対象部品の出荷期間 | 対象数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ボンネット モールディング |
75770-58110 | 2020年7月30日~2021年1月30日 | 534 | アルファード |
| ー | ー | 合計 | 計534個 | ー |
所有する車がリコールに該当しているかチェックする方法は?
車検証の車台番号の欄をチェックし、トヨタの場合はここからリコールに該当するかチェックする必要があります

法律によってユーザーには、自分のクルマが保安基準を常に満たすように維持する義務があります
リコールが通知された場合には、改善措置を速やかに受ける必要があります
不具合が発生し、保安基準を満たしていない状態で使用すると、ユーザーに責任を問われることがあります
('25/4/10追記)疑惑 リコール漏れの可能性も…
今回のリコールの対象ではないヴェルファイアでも、フロントモールディングが浮いてきている事象が起きているようで、ネットを見ると同じ事象で悩まれている方が1人や2人ではないようです
一般的に兄弟車であれば量産が同時立ち上げとなるため、サプライヤーも一つであることが多いです
そのため同じ設計を流用している可能性があるため同様の事象が起きても不思議ではありません
コメントでは自費でやれというような投げやりで頭の悪いコメントが溢れていますが、破損した理由が設計不良であればメーカーが改修するのが筋です
